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セミリタイアあるいはFIREを目指すアラフィフ独身女のひとりごと

130916 シュコツィヤンとポストイナ

20013年9月16日(月)
 
タイトなスケジュールになるのは分かっていたけれどシュコツィヤンとポストイナの両方の鍾乳洞へ行ってみたい!
 
列車の本数を見るとポストイナリュブリャナ間は結構ある一方、シュコツィヤンのあるデヴァーチャ(Devaca)はあまりない。なのでまずシュコツィヤンへ行きそれからポストイナに行くことにする。
 
8:12の列車でDevacaへ。9:49着予定なので約1時間半。列車は相変わらずの落書き、いやアート?な列車である。外側はともかく車内は新しく、次の停車駅が近づくと電光掲示板に駅名が表示がされるので分かりやすい。
 

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↑ 落書き?アート?車内に怖い人はいない。
 

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↑ 同じホームに列車が2つ。進む方向が逆。どちらに乗っていいか分からず、ホームにいた駅員さんに聞いた(乗客はいない…)。
 

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↑ 朝マック
 
途中の風景がとても美しい。街並み、村、草原、山。見ていて飽きない。予定より5分ほど遅れて目的地のDivacaに到着。駅を出ると日に数本あると言われているシュコツィヤン鍾乳洞行きシャトルミニバスが停まっている。それに乗ってGo。
 

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↑ Divaca駅。入口は真ん中。改札はない。
 
てか、平日だけどいちおう世界遺産だよ?シャトルバスには日本人のお兄さん(たぶん歳は自分と変わらない)と、大学を卒業したばかりというベルギー人のお兄ちゃんと自分だけ。
 
5~10分くらいで到着。どうも列車でやって来る人のことは考慮されていないらしく入場は毎正時。シャトルバスは駅を10時に出発しているので、今は10時10分過ぎくらい。なので我々の入場は11時からになる。地球の歩き方で勧められているのでコース1とコース2の両方行くものに申し込んだ。時間までは付近をぶらぶら。
 

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↑ シュコツィヤン洞窟。地味?
 
11時になりツアー開始。残念ながら撮影は禁止だそうだ。
 
ここシュコツィヤン鍾乳洞は、野外ミュージアム的な施設のようでトレッキングコースもある。鍾乳洞の入ロまで5分ほど歩き、ガイドさんの説明を聞いてからスタート。
 
あぶくま洞よりすごい。比較するなって?
もし撮れたとしても写真に撮るのは難しいね。
 
帰りにDivaca駅まで歩くのは迷いそうだし結構遠いので、シャトルバスで行きたいのだが、本数が少なくて時間が気になってしまう。14:35か遅くとも次の15:30のポストイナ行きの電車に乗らないとポストイナ洞窟を観れない。
 
結論としてはコース1と2のセットを申し込んだが、1だけでよい。2はセルフガイドつまり自分で地図のとおりに歩くのだがあまりにも見どころが無くて、というか鍾乳洞じゃない。帰りのバスの時間が気になったのもありサクサク歩いていたら、あっという間に出口に来てしまった。
 
で、急いでたら余裕でシャトルバスに間に合ってしまう。(笑)。
 
14:35発の電車に無事乗車。Divaca 駅からポストイナ駅まで約30分。スロヴェニアリュブリャナの駅もかなり寂しい感じだがそれ以外の駅はもっと寂しい。駅舎はとりあえずあるが人はいるのか?というところがほとんど。ポストイナの駅もポジション的にそこそこ大きな扱いの駅のようなのだが驚くほど寂しい。町というか村の外れにある。

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ポストイナのメインストリート?
 
駅から村のメインストリートまで15分くらい歩き、そこからポストイナ洞窟の施設までさらに15分くらい歩く。
駅からメインストリートまでは道はほぼ一本だし、そこからポストイナ洞窟までは車で来る人用の看板がちゃんとあるので分かりやすい。
 
しかし、平日とはいえ電車で来ている人自分達だけだぞ(自分と道連れの日本人の男性)。
果たして到着。ここも全客ツアー形式。16:00からの入場までほとんど待たないくらいのタイミングだった。ここはシュコツィヤンと大分雰囲気が異なる。写真撮影もOKのようだ。
 

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ポストイナ洞窟。ちゃんと観光地化されていた。
 
しっかり観光地化されていてディズニーランドみたいにジグザグ列に並ばされて小さなトロッコ電車に乗り込む。
このトロッコ電車すごく長い。100人以上いるんじゃなかろうか。
 

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↑ これに乗って出発!
 
乗り込んだら合図もなくGo。まさにディズニーランドのアトラクション。かなりのスピードで鍾乳石がぶら下がったり生えている洞窟を駆け抜ける。しかも結構な距離だぞ。寒いー。こんなに速くちゃ写真も撮れないよ。
 
5~10分くらいか?結構な距離をトロッコで走ったあと停止。ここからは歩きだ。英語、ドイツ語など数ヵ国語ごとに分かれてガイドさんの後について行く。すげー人数。スピーカー通して説明しているけれど後ろの人は聞こえないでしょ。
 

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↑ 鍾乳洞
 

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↑鍾乳洞
足元もしっかり整備されているので滑ったりすることはない。ゆっくりぞろぞろと時々ガイド氏の説明を止まって聞きながら小一時間かけて鍾乳洞内を歩く。しかしすごい規模だ。これでもほんの一部らしい。あぶくま洞と全然違う。すげー。
 
帰りもトロッコ電車でほぼ同じコースをビューっと駆け抜ける。
 
シュコツィヤンとポストイナ両方の鍾乳洞を見終わって思ったのは、もしも一方にだけ絞るのであればポストイナ。これははっきりしている。あのトロッコ電車のインパクトはすごい。
 

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↑惜しい看板
 
ポストイナ鍾乳洞を見終わり、無事タイトなミッションを完遂できた後にはオチがあった。…まさかの大雨(笑)。じゃんじゃん降りに雷。寒いし。気温は10℃くらい。
 
洞窟用に持ってきた上着が雨具兼用で助かった。もちろん傘(日除け用)もあるけどね。靴は万全のゴアテックス。ただ足首から水が垂れてくるとダメね。
 
来るとき来た道をそのままたどってポストイナ駅に帰着。それほど待たずにリュブリャナ行きの列車が来た。ポストイナからリュブリャナまでは電車の本数は沢山あるので心配なし。リュブリャナまでは一時間くらいなのだが雨で30分くらい遅れて着いた。
 
今日一日一緒にいたお兄さんと夜ご飯を一緒に食べる気にもなれなかったので自分の泊まっているホステルの横にあるスパーで買い物をして別れた。雨じゃんじゃんだしね。
 
部屋に戻ったら同室の女の子ズは全員チェックアウトしていて8人部屋を独り占め。快適ー。こんなことならスパーでご飯を買ってきて部屋で食べればよかった。手持ちのリッツで寂しく夕食。今日はとてもたくさん歩いたのでシャワーを浴びて速攻で就寝。
 
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<交通>
リュブリャナ → デヴァーチャ 電車 7.27ユーロ(946円)
デヴァーチャ → ポストイナ 電車 3.25ユーロ(423円)
ポストイナリュブリャナ 電車 5.48ユーロ(713円)
 
<観光>
シュコツィヤン鍾乳洞 20ユーロ(2,600円)コース1&2
ポストイナ洞窟 22.9ユーロ(2,977円)他の施設に入らない一番シンプルなコース
 
<食べ物>
朝マック 2.3ユーロ(299円)
昼食サンドイッチとヨーグルトスムージー 7.5ユーロ(975円)
 
<宿>
Hostel Tresorスロヴェニア リュブリャナ
10人部屋ドミトリー2泊で56ユーロ(7,280円、消費税、市税込)
※Booking.comで予約。ユーロバスケットの試合中のため値段が高かったと思われる。宿のスタッフはとても親切。設備もシャワーは一ヶ所壊れていたものの問題なし。とても快適。