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セミリタイアあるいはFIREを目指すアラフィフ独身女のひとりごと

クリムゾン・ピーク(Crimson Peak)<ネタバレ>

 

クリムゾン・ピーク (扶桑社ミステリー)

クリムゾン・ピーク (扶桑社ミステリー)

 

 ↑ これは原作。まだDVDになってない。

 

クリムゾン・ピークという全国でもあまりやっていない映画でジャンルはホラー(?)。説明には「ゴシックロマンス」とあったが。ゴシックサイコ?

 

さて、内容。

タブレット純」...。いやいやいや(汗)。

 

ヒロインのお姉さんかわいくて、髪を上げてメガネなんかかけてると渡辺謙の娘の杏さんみたいな「頭いいけど恋愛奥手な真面目ちゃん」という感じなのだけれど、ネグリジェ着て髪を下ろしてなみなみの髪の毛を下ろしてるとどうしてもタブレット純に見えてしょうがない(笑)。

 

ストーリーは、1900年初頭くらいかな。ヒロインのイーディアは小説家希望のちょっとつんとした社交界は苦手な、アメリカのお金持ちの一人娘。お母さんは幼い頃に亡くなっている。イーディアさん子供の頃から幽霊が見える体質みたいで見映えはかなり怖いお母さんの幽霊が出てきて「クリムゾン・ピークに気を付けろ」と何度も言ってきたりする。結局アドバイス役に立たなかったんだけど。

 

お父さんのところに粘土?を売り込 みにイギリスから来た名ばかり貴族のシャープ姉弟。弟のトーマスは娘のイーディアをたらしこんで取り入ろうとするがイーディアのお父さんは「なんか分からんが気に入らない」と言って断る方向に。お父さん賢い。イーディアはすっかり騙され(?)てのぼせてる。お父さんはそれを見て探偵を雇う。調査の結果 これはあかんということで(詳しい内容は後で分かる)、この姉弟に金で話をつける。娘に失恋させて、立ち去れと。

 

シャープ姉弟は基本お金が目的なのでその通りにするのだけれど、実は結構まともな弟トーマスは本気でイーディアを好きになっていたらしく最後に本音の手紙を残したりして。これもこの時点では演技だったのかもしれないけれども。その間に恐ろしいお姉さんのルシールはなんとイーディアのお父さんを洗面台に頭を叩きつけて殺してしまう。結構グロい。お父さんは事故死扱いにされ、反対する人のいなくなったイーディアはそのまま財産とともにシャープ姉弟のイギリスのお屋敷へ。お屋敷というよりお化け屋敷ね。いくら没落してても屋根ど真ん中穴開いてて葉っぱやら雪やら吹きっさらしってどうよ(笑)。

 

なんかあらすじが細かくなってきたのでちょっとはしょろう。

 

このお化け屋敷にも幽霊が何人かいてなにかを伝えようとしているようだ。なんだか分からないままイーディアはお姉さんのルシールに毒を盛られどんどん弱ってゆく。

 

売り込んでいた粘土はここの土。あり得ないほど赤くてドロドロ。雪が降っても下から滲んできて血糊にしか見えない。

 

ルシール姉さん的には財産が手にはいれば用済みなのでイーディアをさっさと殺したい。

 

あ、このお姉さんサイコ。過去のことが判明しても理由が分からなかったんだよね(何人も死人が出てる。姉弟の母親も何者かに殺されている)。サイコパスなら理由要らないね(笑)。しかも近親相姦。

 

ところ変わってアメリカにはイーディアの幼馴染みが眼科の医者をやっている。このお医者さんイーディアさんのこと好きだったみたい。シャープ姉弟のことを調べ上げてイギリスへ突撃。最後刺されるけど無事イーディアを奪還。グッジョブ!

 

イーディアとルシール姉さんはガチの対決をして、最後は本気でイーディアを好きになってたらしい弟トーマスの幽霊にお姉さんの注意を引かせてシャベルでバーン!刺されたけど死ななかった幼馴染み君と脱出してめでたしめでたし。

 

気になったポイント。
何かに似てる(笑)。
- ヒロインが髪を下ろしたところ→ タブレット
- アメリカの探偵のおっちゃん→ ナインティナインの岡村
- 幽霊→ コミック亜人の黒いやつ。シュワシュワ煙みたいのが出てる。
- 幽霊出ますの効果音→ 映画のリングあたりのお化けが出るシーン。喉の奥からアクビを出したみたいな「あああ...」と「カカカ...」の中間みたいな音。

- 前のバンズラビリンスでもあったけれど、「ぎゃー痛い!」シーンが…。R15指定なのはそのせいだろうな。お父さんが頭を洗面台に打ち付けられて割られるところとか、トーマスの顔にナイフが刺さるとか。

 

赤いどろどろの中から幽霊がどばーって出てくるかと思ったけど出なかった。

↓ イーディアさん