013年9月22日（日）
朝6時起きで昨日知り合った同じ宿のまおさんと6時半に出発。
昨日の予習通りに港へ行き、早い、普通、遅いの3種類あるらしい船の中から一番遅くて安いCaramerというフェリーを選択。片道12ユーロ。2時間くらいで着くらしい。定刻よりやや遅れて出港。風が強くてちょっと寒いくらいである。
↑船からの風景。
出発から小一時間ほどたったちょうど陸と
カプリ島の中間地点辺りで事件発生。フェリーの航路のすぐそばで小さなヨットのような船が転覆していてひっくり返った船底におじちゃん3人がつかまっている。
転覆船は小さくフェリーは大きいので注意深く周囲を周回する。フェリーだから横に出入り口などないので引きあげてあげることはできなさそう。結構近くまで寄るんだけど。ただひたすら周回している。1時間くらい周回したところでようやく陸から湾岸警備隊が到着しあっさりとおじちゃん達を回収していった。転覆した船はそのままなのね。おじちゃん達いつからああしていたんだろう。まぁよかったよかった。
↑おじちゃんたち遭難中。まだ早朝なのだが、いつからこんな状態だったのだろう。寒くはないが暑くはないぞ
↑沿岸警備出動
↑無事救出。我々観光客は写真を撮ったり声をかけたり拍手をして祝うだけ
おかげでゆうに1時間は遅れて
カプリ島へ到着。すっかり団体客に覆われてしまっている。ともあれ青の洞窟へ行く船のチケット売り場へゆく。
…まさかの「本日高波のため中止」。うーん、なんとなくそんな気はしてたけどね。天気がとても良いので残念無念。仕方ないのでイエローツアーという
カプリ島を一周するツアーに申し込む。待ち時間はほとんどなくすぐに出発。漁船みたいな船。自分達の他はアメリカ人黒人おばちゃんツアーらしいグループがいてとても賑やか。
黒人でもやっぱり全然違う。このアメリカ人のおばちゃん達はおおらかで楽しくて品がよくて、
ナポリの裏道にたくさんいるお兄ちゃんやらおっちゃんやらと全然違う。当たり前か（←失礼）。
波は高めだけど天気が良いので海の色がとてもきれい。青の洞窟じゃないけど洞窟っぽいところには船尾から入ってくれたので、本物の青の洞窟に入れなくてもかなり満足。
↑風が強いため波は高め
↑観光客満載の島一周ツアー
↑青の洞窟ではないけれどすごくきれいな色。
ドブロでの素晴らしい景色の記憶があるので、感動もそれほどしないかもだし。← 負け惜しみ。
1時間ほどで出発した港に戻ってきた。さぁ、とりあえず街歩きかな。港の周りは
オープンカフェ系のレストランと少しのお土産屋さん。お腹はまだ空いていないのでお土産屋さんをのぞいてみる。
↑イタリア人
↑お土産屋。
↑お土産屋
街が小さいのでぶらぶら歩きはあっという間に終わってしまい、帰りのフェリーの時間を見に行ったら、どうやら中心街はここではなく、ケーブルカーで山を上った上にあるらしい。
片道1.8ユーロを払ってケーブルカーに乗ってみる。
眺めはなかなか。
↑ケーブルカー乗り場
↑日本人も時々いる
↑ケーブルカー降りたところからの眺め
山の上の街は完全にリゾート。テーマパークみたい。ドブロの城壁の外の街みたいなかんじ。ただし高級ブティックや高級ホテルもたくさん。
地球の歩き方の地図はとても小さくて見づらかったのだけれど、唯一載っていた
ジェラート屋さんを探しだした！
↑私はカップ。味は濃厚。
↑まおさんはコーン
↑スイーツ＆惣菜パン屋
↑シーフードレストラン。こういうディスプレイは・・・。
↑ねこ
↑超観光地だけれど、住んでいる人もいる。くだもの屋
↑コンビニ的な
↑お土産屋
↑ケーブルカー乗り場からの眺め
歩き疲れたのでそろそろ山の下に戻ることに。ふたたびケーブルカーで。
まおさんがインターネットしたいということもあり、入りやすそうなカフェへ。やっぱ観光地価格なのでコーラが1本（細缶）4ユーロ。でもお店のおじちゃんもおばちゃんも感じが良くてGood。
私はパンとかも頼んじゃって食べちゃった。
14:00過ぎのフェリーで
ナポリに帰着。フェリーの中ではF1の中継をやっていて思わず夢中になってしまった。
シンガポールでやってたのね。
港に着いて下船の時にちょうどあと2周。しかもクラッシュがあってペースカーが入ったところ、という超惜しいところで追い出されてしまった。イタリア人のおじさんもずっと粘ってたんだけどね。
港についたらだいぶ日が傾き始めてきた。まおさんと道々おしゃべりをしながら宿に戻ったら新しい日本人のしおりさんがチェックインしていた。
ナポリに着いたところらしい。声をかけて夜に一緒にピザを食べに行くことにした。
ガイドブックに載っている「ダ・ミケーレ（Da Michele）」は日曜でお休みだったのでその1ブロック先の別のピザ屋さんへ。宿のおじちゃんに事前に聞いていた店である。
ここかな
いかにもイタリアーって感じの小柄で浅黒いちょっと怖い感じのおばちゃんに案内され2階席へ。やっぱりミケーレ目当てで来て流れてきたお客も多い感じ。
3人いるので3種類のピザを頼む。定番の
マルゲリータとアンチョビの乗ったやつと、季節の野菜入りで4分割できるやつ。1枚あたり4ユーロ（520円）程度から。安い。そして大きい。
結局食べきれなくて一人あたり1/4切れくらいを持ち帰りにしてもらった。明日
ポンペイに行くのでお昼の弁当にしよう。
↑このお店は日曜もやっている。
↑
ナポリピザ。
宿に帰ったら9時くらい。まおさん、しおりさんやインド人の子はこれからワインを飲むらしい。
私は疲れたのと明日に備えたいので遠慮してさっさと就寝。
旅行に出ると健康的な生活を送れてるぞ。朝もスッキリ起きられてるし。
さぁ、明日は本旅の目的のひとつである
ポンペイだ！
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<交通>
カプリ島へのフェリー乗り場：地下鉄Universita駅から港側へ出ると湾港の入口がある。入っていいの？という雰囲気だが入って左の方へずっと行く。そうするとフェリー各社のチケット売り場や売店などが入った建物がある。
港 →
カプリ島 片道12ユーロ（1,560円） 往復
カプリ島一周ボートツアー（イエローツアー） 17ユーロ（2,210円）
カプリ島ケーブルカー 片道 1.8ユーロ（234円） 往復
<食べ物>
昼食 パンとコーラ 13ユーロ（1,690円）
夕食ピザと水 10ユーロ（1,300円）
ピザ屋さん（日曜もオープン）
<宿>
Hostel Mancini
2泊で36ユーロ（4,680円）
※Hostelwordlで予約。
ナポリ中央駅から広場へ向かってすぐなのだが、途中がゴミがたくさん&黒人露店でこわい！夜到着でなくてよかった。黒人露店は何度か歩くと慣れるが最初はやっぱりこわかった。
